得体の知れない恐怖とフェイクニュースが飛び交う傍観者の時代

2022/11/20

“SARS-CoV-2”と名付けられたウイルスによる恐怖が世界を狂わせて、3年目に突入した。

 

テレビを点ければ、一日のどこかで、感染者数、ワクチンや薬の情報を目にする。

 

そして、ネットを中心に、
ワクチンの中に
・寄生虫がいる
・監視用のマクロチップが入っている
・酸化グラフェンがあり、磁石にくっつく
・酸化グラフェンがあり、5Gの電波・周波数で任意に変化させ、接種者を操ることができる
などなど
奇々怪々な投稿が今でも数多く飛び交っている。

 

すこし生物学的な話に代えて、
「自然選択圧」という言葉、概念から考えると、
ウイルスに変異を促しているのは、人間によるウイルスを駆除しようとする行為そのもので、人類すべてがワクチンを打つべきなのか、それが本当に正しいのか、考えなきゃいけない。

 

というのは、”隠れたウイルス感染”が次の研究から見て取れ、病原性をもったウイルスがすでに私たちの身体に居て、発症する可能性があるからだ。

中でも、SARS-CoV-2に近いHCoV-229E(ヒトコロナウイルス229E型)は、多くの人の心臓・肺・胃・甲状腺・脳・血液・副腎に常在している。

ヒト組織ヴァイローム(ウイルス叢)の網羅的描出
― 健常人の体内における“隠れた”ウイルス感染の様相 ―


(https://www.amed.go.jp/news/release_20200604.html)

ワクチン接種の効果・効用によって締め出されるウイルスが、新手のコロナウイルス(SARS-CoV-2)だけなら良いが、そのうち、常在するウイルス(鳴りを潜めて人の細胞とうまく共存しているウイルス)と被った場合、そっちに飛び火して、新たな火種をつくる(変異を促す)ことになるんじゃないか。

この研究は、これまで分かっているウイルス(分離・同定されたウイルス)のことであって、未知のウイルスも必ず居る。

 

面白いことに、「自然選択圧」という現象は、人のつくる社会にも当てはまるように思える。

・集団免疫を獲得するためのワクチン接種
・変異株に対処するためのブースター接種
・変異が多いから特定するためにPCR検査後にゲノム解析

後手後手に回っているのを隠すため、言い訳・後付けに聞こえる新たな言葉たち。

( 一般人にはわからない、その業界の常識があるなら、先に出してくれ。 )

そして、

それらを逃れようとするかのように出現する、様々な投稿、陰謀論。

「自然選択圧」が高まると、変異、変革は加速化する。