hogehoge pay の私的整理
いろんな決済手段が出てきて、ゴチャゴチャしてきたので私的整理。
hogehoge pay って、いろいろありすぎ!
Suica、PASMOなど交通系。
au WALLET、ソフトバンクカード、dポイントカード などのキャリア系。
Apple Pay、LINE Pay、楽天Payなどのスマホ系。
nanaco、WAONなどのコンビニ系。
PayPal、Union Pay、Alipay、WeChat Payなどの海外系。
majica、CoGCaなどのドラッグストア・スーパー系。
楽天Edy、、、もういいや。
単純にまとめると、どれも“決済手段”。
それでいて、
クレジットカードとは、一線を画す。
なにがって、
クレジットカードは、利用代金を後で支払う、
“後払い(ポストペイ)、後払式支払手段”。
hogehoge payのほとんどは、
先にチャージして、予め支払いが完了(そのカードのエコシステムで使える【バリュー】に変換)している、
“前払い(プリペイド)、前払式支払手段”。
つり銭の授受が必要ないから、一度楽ちんなのを味わうと、
お金の出番がなくなって、ますます使ってしまう電子マネー。
この電子マネーって一体。。。
「電子的なお金??」
「 デジタル化されたお金???」
「 はい、ぶー(No) 」
電子マネーの実体は、日本でいえば通貨である【円】と同等に見える【 バリュー(概念的)】なのら。
実は、チャージしたりして、カード等に入ったかに見えるお金はもうそこにはない。。。
入っている(記録されている)のは、【バリュー】です。(※1)
昔の図書カードとか、セルフスタンドのプリペイドカードは、
その【バリュー】の引き出ししかできない“ストアード・バリュー・カード”。
何度も【バリュー】をチャージできるカードのことを、
“リチャージブル・ストアード・バリュー・カード”っていうらしい。
何故、こんなことが起こっているかというと、
お金を預ける仕組みは、出資法等で規制されているので、銀行屋さんとかじゃないとほぼ構築できないから。
じゃぁなんで、
この hogepay を企業、お店がこぞって導入しているかというと、
これまでの商いの順序が逆になるから。
簡単に書くと、こうだ。
顧客側:
1.hogepayにチャージする。=【バリュー】を買う。≒ 将来の商品・サービスを買っている。
2.hogepayで商品・サービスを得る。
企業側:
1.まず代金を得る。 = 【バリュー】を付与する。≒ 決済完了。
2.【バリュー】と等価値の商品・サービスを提供する。
1と2の期間、企業が先にお金を持っていられる。
ビジネス、事業をする上で、重要で一番たいへんなのは代金回収。
それが、商品・サービスを作るより前にできちゃうんだから、そりゃ、導入するわな。
しかも、この【バリュー】は有効期限付き。
企業・お店がお金をもらい逃げできる仕組みにもなっているから、どんだけおいしい仕組みなのか。
出資法により、【バリュー】の現金化は原則不可ですので、ご注意を。
※1 最新電子マネーの仕組み 2007 OKI
https://www.oki.com/jp/Home/JIS/Books/KENKAI/n209/pdf/209_R17.pdf
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