「TOSEI Laundry(トーセイ ランドリー)」=コインランドリー×撮影ブース
乾燥が終わった衣類をたたむ台で、スマホ撮影をしていた利用客。
それを観たスタッフが、
「何をしているのか?」と尋ねると、
「メルカリに出品するため撮影している」と。
コインランドリーに撮影用ブースを設置したことで、
売上が3~4割増しになったという。
https://about.mercari.com/press/news/article/20190625_mercari_coinlaundry/
コインランドリー → タンス → 自分
(きれいにして) → (保管)
コインランドリー → お店にもっていく(リユース店) → 他人
(きれいにして) → (リサイクル)
コインランドリー → 撮影 → 出品(フリマ) → 他人
(きれいにして) → (リサイクル)
【洗濯】にフォーカスしてしまうと、
・どうきれいにするか
・いかに安くできるか
・より幅広い洗濯ものに対応しているか
【顧客(の都合)】にフォーカスすると、
・店舗はどこにあるか
・店舗の雰囲気はどうか
・支払い方法は何か
さらに、今回の事例のように
【顧客の真の目的】にフォーカスすることで
差別化した新しい付加サービスが生まれる。
コインランドリーのビジネスモデルは、アパート経営、駐車場経営と同じで、
まずは初期投資(土地・建物・設備)をし、顧客の利用頻度と回転率を上げること(空室・空車を減らすこと)で収益を上げ、初期投資分の費用を返済しながら利益を得るモデル。
コインランドリーの利用頻度を上げるには、
・使い勝手がいい
・場所・雰囲気がいい
この辺がポイントになり、ただ置いておけばいい自販機とはそもそも違う。
・コインランドリー×カフェ
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