覇気ってなんですか?それ、おいしいの?

2018/8/21

小学生のころ、
ミニバス(ミニバスケットボール)をやっていた。

そして、
ミニバスチームの監督から
「○○は、覇気がない」
と言われていたことを思い出した。

確かに、勝ち負けにはほとんど興味がなかった。

心臓に関わる病を小学2年生の時に発見され、運動禁止に。
1年間は身体を動かす体育の授業は傍観するのみ許された。

2年生になって始めた空手は、
病気が分かって、すぐ退部した。

手術手前で発見したおかげで、
薬による処置で徐々に良くなり、
運動禁止が緩和されていった。

そうなってからやり始めたのがミニバスだった。
(小4のとき)

 

空手は、
小6の女の子が体育館のステージで型を披露して
むちゃくちゃかっこよかったから。

ミニバスは、なぜやり始めたのかぜんぜん記憶がない。

なんとなくだが、
母親が毬つきなら安全なスポーツだと思い込んで、
練習に連れていったんだと思う。

 

おそらくスタートが違っていた。

そのころの僕の目標は、
(1)だれよりも高く飛ぶこと。
高く飛んでリバウンドを取ること。
(2)チームメイトが
かっこいいシュートを決められるよう、
ちょうどいい位置に
ちょうどいいタイミング・強さで
パスを出すこと。
だったように思う。

バスケはリングに入れてなんぼのスポーツ。
シュートをして外れても、
確実にリバウンドして
ニュートラルな球を取れば勝てるスポーツ。

シュートは他に上手いメンツがいたから、
彼らに任せていた。

それが、
「覇気がない」に見えたんだろう。

 

僕はここぞというときに正確性に欠ける。

ひとりでやるスポーツなら、
自分の弱いところも妥協せず
伸ばさなきゃいけないことだけど、
バスケはチームでやるスポーツだから
弱いところに時間をかけたくなかった。

僕なりに一所懸命、取り組んでいることを、
本人に聞きもせず、あぁーだ、こぉーだと決めつけるのは好きじゃない。

走り高跳びは、クラスで一番跳びましたよ。

走り幅跳びも、5本の指に入っていましたよ。

身長は真ん中より少し高いくらいでした。

覇気ってなんなんですか?